SLシリーズ用 空転防止装置空運転および過量吐出などの異常を検出しポンプを自動停止させます。
適応機種:SL−40N〜220N
特長
・ポンプの異常を電流値で検出します。
過小電流 = 空運転、締切運転 ⇒ ポンプ破損
過大電流 = 過量吐出 ⇒ モータ焼損
・人為的ミスやセンサー作動不良時のポンプ保護に最適
サクションバルブの開け忘れなどの作業ミスや液面センサー誤動作による空運転および過量吐出などの以上を検出しポンプを自動停止させます。
・簡単設定
見やすいデジタル表示。簡単操作で設定可能。検出モードで電流値が表示されますので、電流計は必要ありません。
・適用機種 SL−40N〜220N
変流器は、ポンプ機種(出漁)によって選定が必要です。空転防止装置本体は全ての機種共通ですので、使用機種が変わっても変流器および変流器の巻数(導体貫通数)を変えることで対応可能です。
設置目的・設置例
動作原理・設定値
モータ電流値は吐出量に比例し変化します。
空転防止装置は電流値を読み取り、ポンプの運転・停止動作を制御します。
空転防止装置の上限設定値はモータ定格電流値より下の値を、下限設定値はポンプ最少流量時の電流値より上の値を設定してください。
電流値は移送液・配管条件によって異なりますので、必ず実配管・実液で運転し、所要電流値を測定してください。
仕様表
本体電源 | 50/60Hz 100V 115V 200V 230V 単相 | |
---|---|---|
消費電力 | 4W | |
検出電流 | 0 〜 5A | |
設定パラメータ | CURRENT H 上限電流値 | 000〜電流レンジ最大値(A) |
CURRENT L 下限電流値 | 000〜CURRENT H (A) | |
DELAY H 上限電流値確定時間 | 000〜999(sec) | |
DELAY L 下限電流値確定時間 | 000〜999(sec) | |
START 起動時不検出時間 | 000〜999(sec) | |
RANGE 電流レンジ | 2.5/5.0/10/20/30/40/50/100/120A | |
表示 | LED:電動機所要電流値(参考値)・各パラメータ 誤差±5%以内 | |
警報接点容量 | 1C AC250V 3A | |
使用雰囲気 | 温度:0〜40℃ 湿度:RH40〜85% |